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建通新聞社
2021/01/15

【大阪】文科省発注見通し 京大新施設のWTO追加

 文部科学省は、2020年度の発注見通しを更新した。近畿2府4県で1月12日現在の見通しに盛り込まれたのは工事で4件。発注規模6億円以上のWTO対象工事として「京都大学(南部)がん免疫総合研究センター新営その他工事」を追加、第4四半期に入札を公告する。
 同工事は鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ9510平方bの新施設を建設する。第4四半期に公告し、21年度第1四半期に一般競争入札を行う。工期は約23カ月。
 この他、「滋賀大学(膳所)教育学部附属学校プール改修工事」(発注規模3500万円未満)、「京都大学(南部他)臨床研究総合センター等空調設備改修工事」(同2億円以上6億円未満)、「京都大学(南部)医学部C棟給水設備改修工事」(同3500万円未満)の3件の一般競争入札を第4四半期に公告する。
 業務では、「明石工業高専(魚住町西岡)ライフライン再生(電気設備等)設計業務」を追加。屋外給水管、屋外排水管、屋外ガス管、道路舗装、電気室等の受変電設備の改修と既設煙突の撤去に係る実施設計を行うため、第4四半期に一般競争入札を公告する。
 さらに、公募型プロポーザル方式で「大阪教育大学(天王寺)合築施設(仮称)新営基本設計業務」を第4四半期に公示。10階建て延べ6000平方bの大阪教育大学と大阪市との共同合築施設新営の基本設計となる。21年度第1四半期に入札する。

提供:建通新聞社