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滋賀産業新聞
2021/01/18

【滋賀】多賀町 結いの森公園整備

 多賀町は、久徳地先の公民館施設「多賀結いの森」の隣接地を取得し、公園施設「(仮称)結いの森公園」の整備を計画している。整備内容については22年度(令和4年度)にも手法は未定ながら公募型プロポーザル等を実施し、提案によって既存の公民館施設の特性・機能を活かし相乗効果を高める公園整備を目指す。
 用地取得に備え今年度は対象地約1fの現地測量や用地境界確定協議などの測量調査業務を委託し(20日開札)、3月19日をメドにまとめる。21年度(令和3年度)当初予算に用地費や設計などの事業費を措置したい考えで、用地協議や事業手法が順調に決まれば、22年度(令和4年度)に工事に係る事業費を措置し、単年度もしくは22〜23年度(令和4〜5年度)で公園の施工を進めたい考えだ。
 公園計画周辺では多賀町が40・5f規模の「久徳周辺都市再生整備事業」を定め、まちづくり・ひとづくりの拠点施設と周辺道路の整備によって災害時の避難所としての機能を高め、安心安全な交流拠点の整備・活用に取り組んでいる。
 (仮称)結いの森公園との一体的利用を図ることが期待されている多賀町中央公民館「多賀結いの森」(久徳160―2)は、19年(令和元年)3月オープン。多賀町産の木材を利用し木のぬくもりを感じられる公民館施設で、306人を収容できるホールや、会議等をおこなえる多目的室など多様な利用に対応する施設を備え、まちづくりの拠点に位置付けられている。

提供:滋賀産業新聞