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北陸工業新聞社
2021/01/19

【石川】美と知の創造拠点が起工/金沢市金沢美術工芸大学建設工事/23年度中のキャンパス移転予定

 金沢市が金沢大学工学部跡地で計画する「金沢美術工芸大学建設工事」の起工式は18日、小立野2丁目の建設現場で開かれ、関係者約60人が工事の安全を祈願した。23年度中のキャンパス移転を予定している。
 山野之義市長は「県立図書館とともに、文教地区の新たなシンボルとして、大学の発展はもとより、本市の品格の向上に大きく貢献するもの。美と知の創造拠点として、次の時代を先導していくことを大学に期待したい」とあいさつ。来賓の野本正人市議会議長が祝辞を述べた。
 式に先立ち開かれた安全祈願祭では、施工者を代表して真柄建設の真柄卓司代表取締役社長が鎌入れ、山野市長が鍬入れ、野本議長が鋤入れし、工事の無事を祈った。
 築40年を経過した現キャンパス(小立野5丁目)の老朽化に加え、耐震性や制作スペースの不足などの課題解消に向け、金大工学部跡地北側の敷地4万7275平方メートルに移転する。南側の敷地では、県が県立図書館の移転工事を進めており、両施設の間にはアクセス道路も整備される。
 建設規模はRC一部S造地下1階、地上3階建て総延べ床面積約3万7400平方メートル。内訳は、附属棟を含む校舎が約3万2400平方メートル、図書館・美術館が約3200平方メートル、体育館(多目的ホール)が約1800平方メートル。建設工事費は外構を除き約139億円。
 新キャンパスのコンセプトは「開かれた美の探求と創造のコミュニティ」。施設の特長は、校舎の中心に大屋根を設置したメイン通り「アートプロムナード」を整備。大学の活動を発信し、市民にも開放する。学生が専攻の枠を越えて利用できる「共通工房」を設けるほか、展示が行えるスペース「アートコモンズ」をキャンパス内の随所に設置する。
 基本・実施設計はサルハウス・カワグチテイ建築計画JV。施工は真柄・トーケン・兼六・北川・鈴木JV(建築その1)、城東・ウィルビー・本田JV(建築その2)、第一電機・柿本・シグマJV(電気その1)、柿本・第一電機・昌和JV(空調その1)、菱機・日栄・松下JV(給排水衛生その1)、北菱電興(電気その2)、三谷産業(空調その2)、杉山設備工業(給排水衛生その2)。

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