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滋賀産業新聞
2021/01/21

【滋賀】大津市企業局 膳所平尾配水池の更新改良

 大津市企業局は、膳所平尾配水池の更新改良工事に取り掛かっていく。土木一式工事で2月にも受注希望型競争入札で公告を行い、工事期間は19ヵ月を見込んで完了を目指していく。
 工事概要は、場内場外配管更新工(DIP―GXφ300×L234・3b、DIP―GXφ200×L12・2b、DIP―K・フランジφ300×L12・8b、DIP―Kφ200×L15・9b他)、配水池耐震補強工、配水池内外面補修工、場内場外整備工、電気設備更新工、旧鶴の里加圧施設撤去工に着手する。
 なお、実施設計は、日建技術コンサルタント(大阪市中央区)が担当している。
 また、関津3丁目にある配水池についても耐震補強工事に取り掛かり、対象となるRC配水池と場内配管改良の実施設計を20年度内に完了させ、流動的になるが工事発注は21年度早期の公告を予定しており、関津配水池の耐震補強工事実施設計は、環境設計(大津市)が担当。
 同局ではそのほかに、経年劣化による老朽化している「真野高区配水池」と「仰木低区配水池」の耐震診断業務に着手しており、診断結果を基に必要であれば、実施設計は早くて25年度、工事着手は27年度を予定。各配水池とも稼働中であることから、施設の運転に支障を与えないよう作業工程も含めて行い、構造物一体となった機能を発揮する付帯設備にも着目した調査・診断を実施、地震対策後の構造物の共用期間を考慮し、共用期間中に対象構造物の要求性能が維持できるよう経年劣化・劣化対策、設備の更新も含めて総合的に検討していく。

提供:滋賀産業新聞