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建通新聞社
2021/01/21

【大阪】新箕面駅前地区 近々設計公告で調整

 (仮称)新箕面駅前地区まちづくり拠点施設を従来手法で整備する方針を固めた箕面市は、交通広場など公共施設の設計業務の一般競争入札を、1月下旬から2月上旬に公告する予定だ。併せて、交通広場と新箕面駅高架下への民間収益施設の提案募集について、同じく1月下旬から2月上旬に公募を始めるよう、庁内で調整を進めている。
 公共施設、民間収益施設とも、2021年度に設計を行い、22年度に着工、23年度内の完成を想定している。 
 設計対象の公共施設は、北側交通広場、南側交通広場と地下駐輪場、国道423号高架下駐輪場、市道萱野区画道路1号線。
 PFI事業として想定していた施設概要は、北側交通広場が敷地面積5000平方b。バスロータリーが路線バスなど9バース分、待機場6台分。所在地は西宿1丁目地内。
 南側交通広場と地下駐輪場が、敷地面積2200平方b、タクシーなどのロータリーが乗車スペース1バース分、待機場10台分、大型送迎バスの乗車・降車各1バース分、小型送迎バスの乗車1バース分、身障者用車両の乗降1バース分。所在地は西宿1丁目地内。
 国道423号高架下駐輪場が、(仮称)かやの第二駐輪場と同第三駐輪場を合せて原動機付き自転車433台分以上、自動二輪車98台分以上。
 市道萱野区画道路1号線が、切削オーバーレイ(車道部)、道路照明灯設置、区画線設置、縁石・街渠設置、薄層カラー舗装。
 民間収益施設については、新箕面駅高架下が敷地面積1000平方b、指定容積率400%、指定建ぺい率80%、第8種高度地区で建築物高さの限度は31b。
 北側交通広場への施設については、民間事業者は市と定期借地権設定契約を結ぶものとし、広場と駅北側改札口を結ぶ階段やエレベーターなどを整備するとしている。

提供:建通新聞社