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建通新聞社四国
2021/01/21

【高知】高知市 オーテピア西敷地活用、6月にも事業者公募へ

 高知市は、オーテピア西敷地の利活用事業者選定支援業務に係る公募型プロポーザルで、委託先にUFJリサーチ&コンサルティング大阪(大阪市北区)を選定、契約した。同社は今後、サウンディング型市場調査、事業実施方針案、募集要項案作成、プロポーザル選定委員会の開催などを支援する。市では、6〜7月に事業者選定に向けた公募を開始し、10月ごろプロポーザル審査を実施、12月末までに基本協定を締結する予定。「高知市中心市街地活性化基本計画」の最終年度である22年度の着工を目指す。
 市は、オーテピア西敷地の約2500平方bについて、立地特性を生かした複合的機能を持つ施設整備を目指している。利活用に当たり「中心市街地の活性化に効果的な整備」「貸し付けによる民間活力の活用」「公募型プロポーザルによる実施候補者の選定」を柱とした基本方針に基づき、取り組みを進める。
 今後のスケジュールとしては、事前に応募を希望する事業者から意見を聞く目的で1月中にサウンディング型市場調査の要項を公表し、2〜3月で民間事業者との対話を実施する。その後、基本方針や以前の利活用検討委員会でA評価となった「広場機能」「家族で訪れて、子どもが安全に遊ぶことができる機能」など4機能を踏まえた具体的な事業実施方針案を策定する。事業者の公募開始は6〜7月を予定、プロポーザル審査は10月に実施し、可能な範囲で公開によるプレゼンテーションも想定している。
 西敷地の民間事業者選定を巡っては、2017年9月から公募型プロポーザルによる実施候補者を選定し、18年1月に優先交渉権者を決めたが、選定過程などで市民への理解が深まっていないとの判断で、19年2月に再公募の方針を決定した。
提供:建通新聞社