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北陸工業新聞社
2021/02/03

【富山】「緑の都市空間」を創出/富山市ブールバール再整備/新年度から3カ年

 富山市は2日までに、富山駅北にあるブールバールの再整備の概要をまとめた。2021年度から3カ年に概算事業費約12億円を投じて、歩きたくなる空間づくりを目指す。
 計画によると、「緑の都市空間」をコンセプトに、南北に延びる市道富山駅北線の一部、約420メートル(幅員30メートル)のエリアをA、B、Cの3つのゾーンに分けて整備する。ゾーンA(アーバンプレイス〜カナルパークホテル富山)は、周辺飲食店が行うオープンカフェと一体となったにぎわいを創出。ゾーンB(北日本放送〜太平橋)は、橋上に大型ベンチを設けるなど、くつろぎながら立山連峰の眺望を楽しめる空間をつくる。ゾーンC(太平橋以北)は、市総合体育館など周辺施設のイベントなどに活用できる広場とする。設計は新日本コンサルタントが担当した。
 市は、昨年5月に周辺企業と設立した協議会「ブールバールエリアマネジメント富山協議会」を設立。10月にはブールバールを広場に位置づける条例を制定し、再整備への環境を整えてきた。21年度から各ゾーンを順に整備していく。

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