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北陸工業新聞社
2021/02/15

【富山】魚津産廃など5件議決/第182回県都市計画審議会

 第182回富山県都市計画審議会は12日、県庁で開かれ、魚津市内の産業廃棄物処理施設など5議案を審議し、いずれも原案通り議決した。
 第4、5号は産廃施設の敷地位置。魚津市青柳95・96番では、ミナミ(魚津市青柳、南勇人代表取締役)が既存の一般廃棄物処理施設に廃プラスチック、木くずの破砕・選別施設を増設し、混合廃棄物置場59・03平方メートルを増築する。処理能力(8時間)は廃プラが57・4トン/日、木くずが57・65トン/日。
 エコモ(富山市向新庄町3丁目、坂井憲一代表取締役)は、立山町半屋字囲ノ内864番7外8筆において廃石膏ボードの破砕を行う既存工場内に、木くずの破砕施設を追加する。処理能力(8時間)は160トン/日。
 第1・2号は富山高岡広域都市計画道路の変更。富山高岡8号バイパス線では、神通川左岸から県道新湊平岡線までの交差点6カ所(金山新、田尻、八町、大塚、本郷東、本郷西)と富山市飯野の交差点を立体交差で整備するため、延長約2万4790メートルの構造形式を嵩上式約7390メートル、地表式約1万7420メートルに変更する。中田南北線は、中田環状線の一部区間廃止により延長約800メートルとなる。
 第3号は氷見都市計画道路の変更で、環状南線、朝日丘稲積線、中伊勢村上線の3路線が対象。中伊勢村上線で終点側約250メートルを追加し、全長約810メートルの2車線とする。環状南線では起点の約500メートル区間を変更し、延長が約5890メートル、幅員16メートル。朝日丘稲積線(約3760メートル)は全線廃止となる。

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