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建通新聞社(神奈川)
2021/02/18

【神奈川】横浜市 ICT活用工事の試行を正式決定

 横浜市は受注者希望型によるICT活用工事の試行を正式決定した。一定規模以上の土工や法面工、舗装工を含む工事が対象で、3次元起工測量やICT建設機械などの活用実績に応じて工事成績評定で加点する。4月から工事概要に試行対象(ICT活用試行工事)であること明記して発注。契約後に受注者とICT活用の希望の有無などを協議する。
 ICTの活用を通じた建設業の生産性向上を目的に▽土工=掘削、路体・築堤盛土(施工幅員4b以上)、路床盛土(同)の各5000立方b以上▽法面工=前出の土工に伴う工事▽舗装工(路盤工)=5000平方b以上―の工種・規模を含む全工事で試行する。それ以外でも受注者から提案があり、生産性の向上などが期待できる場合は試行対象にしていく。
 ICT活用の項目・段階は▽3次元起工測量(設計変更可)▽3次元設計データ作成(同)▽ICT建設機械による施工(同)▽3次元出来形管理等の施工管理▽3次元データの納品―の五つ。
 契約後に監督員や設計者が受注者と協議して、ICT活用の希望があれば、活用範囲や施工方法などを含む施工計画書を提出してもらう。設計変更できる3項目は土木工事標準積算基準書か国の積算要領で経費を算定して請負金額に反映する。受注者希望型のため、ICTの活用を希望しなくても減点などのペナルティーは科さない。
 ICT活用の各段階で全項目を活用したならば工事成績評定で0・8点、1〜4項目の活用であれば同じく0・4点を加点する。
 4月以降の試行の実績に加え、国や他の自治体の状況も把握しながら対象の拡大や規模の見直しなどを検討していく。

提供:建通新聞社