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建通新聞社(中部)
2021/02/24

【岐阜】岐阜市2021年度当初予算案 普通建設事業費は42%減

  岐阜市は2月24日、「持続可能な選ばれるまち岐阜市」の実現に向け、果敢に岐阜を動かすを柱として編成した総額3445億0489万円の2021年度当初予算案を公表した。一般会計は前年度比0・9%減の1773億3000万円。このうち普通建設費は同比42%減の161億3356万円で投資的経費は同比47・9%減の161億3356万円となっている。特別会計は同比3・1%増1154億0230万円、企業会計は1%増の517億7259万円となった。
 新庁舎建設が完成を迎えることから、投資的経費が大幅減となった。
 特に重点を置いて取り組む政策として、「こどもファースト」「シビックプライド」「中心市街地活性化&社会基盤整備」「地域経済活性化」「寄り添う福祉」の五つに沿った予算で編成した。
 「こどもファースト」では、高島屋南地区公共施設整備事業に6億2347万円、島放課後児童クラブ施設建設事業に9354万円、路側帯の設置などの子ども安全対策推進事業に9550万円を付けた。
 「シビックプライド」では、岐阜公園再整備事業に1億2430万円、史跡岐阜城跡整備事業に4113万円、市民協働の拠点を整備するシビックプライドプレイス事業に2172万円を充てる。
 「中心市街地活性化&社会基盤整備」では、高島屋南地区第1種市街地再開発事業に28億6620万円、岐阜駅北中央東・中央西地区弟1種市街地再開発事業に1億2720万円、庁舎跡活用事業に1350万円、名鉄名古屋本線鉄道高架化事業に5675万円、岐阜インターチェンジアクセス道路(仮称)整備に1100万円、排水機場およびアンダーパス等監視システム整備事業に9920万円、中央卸売市場再整備事業に2500万円、方県加圧施設建設事業に3900万円、LED街路灯整備に3億1100万円を付けている。
 「地域経済活性化」には、企業立地促進助成に1億9117万円を充てる。
 「寄り添う福祉」では、第2・第3恵光付属棟建設工事等設計業務委託に2800万円を付けている。

提供:建通新聞社