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北陸工業新聞社
2021/03/01

【福井】全瓦連と連携瓦の採用をPR/福井県屋根工事業協同組合/第51回総会開く

 福井県屋根工事業協同組合(坂川茂理事長)の第51回通常総会は2月24日開かれ、20年度の事業報告や、21年度の事業計画・収支予算案など提案議案すべてを原案通り、審議了承している。会場は、福井市西木田2丁目の福井商工会議所で。
 冒頭、坂川理事長が挨拶。コロナ禍下、変わりない日常に感謝し、「瓦が日本建築に果たした役割は大きく、春夏秋冬の景観形成に貢献してきた」と強調。業界の社会的な使命感を示した。屋根瓦の工事方法を強化する告示109号の改正にも触れ、瓦屋根工事技士など、資格取得を支援する体制強化を指摘した。
 表彰では、前理事長の佐々木剛氏、および現副理事長の猪嶋具幸氏の功績を称えた。
 20年度は、第50回の通常総会、および50周年記念式典を芦原温泉グランディア芳泉で盛大に開催。全瓦連の関連会議や、北陸ブロック合同会議でリモート参加などした。
 21年度は、組合員の退会防止に努め、新規組合増強。組合事業運営の資源である瓦、運賃、副資材販売、融雪工事など組合員一層の協力で拡販。22年度の法律化にむけてガイドライン工法実施の推進。全瓦連と北陸ブロック事業に参加。建築物件の瓦採用PR。第三者賠償共済、屋根工事瑕疵保険の加入促進。瓦葺工事業者の技能資格、免許取得をすすめ、屋根工事の技術向上。労働災害防止。瓦屋根診断技士会、組合青年部との連携。瓦リサイクル製品の普及拡大。組合員の親睦深化などを図る方針。

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