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建通新聞社四国
2021/03/03

【愛媛】新居浜市の21年度当初予算案 投資的経費は16・4%減

 新居浜市は2021年度当初予算案を発表した。一般会計は500億0600万円で前年度当初比1・0%減で、このうち投資的経費は54億7915万円で16・4%減。全会計総額は901億9713万円で3・4%減となっている。
 道路関係では上部東西線改良事業に2億0700万円を配分し、24年度の供用開始を目標に萩生や大生院双方から街路事業、地方道事業(萩生出口本線〜岸の下東旦の上線までの延長1212b、渦井橋大野山線〜岸の下東旦の上線までの延長775b)として進める。道路緊急舗装等事業は1億円で、市民からの要望が多い生活に直結した市内各所の道路舗装を行う。橋梁長寿命化事業は4800万円で、予防保全を行うことによって橋梁長寿命化とそれにかかる費用を縮減し、道路網の安全性・信頼性の確保に向け、橋梁49橋と横断歩道橋1橋の点検、三軒屋橋・唐津橋の補修を行う。
 教育関係では、小・中学校施設環境整備事業に1億6028万円を計上。宮西小学校や高津小学校の体育館屋根塗装の他、船木小学校北棟の解体、川東中学校のフェンス設置、南中学校北棟の屋上防水改修を行う。学校給食センター建設事業に5464万円を充て、23年度中に市内全ての児童生徒への給食提供を目指して計画を進めている西部学校給食センター整備に関して設計・施工一括発注方式での発注を行い、設計に着手する。
 営繕関係では、総合福祉センター整備事業に7136万円を投入し、施設の長寿命化に向け、総合福祉センター本館の火災受信装置や弱電設備、空調設備を更新する。休日夜間急患センター建設事業には1716万円を計上。既存施設の老朽化が著しいため、新施設建設に向けた設計を行う。庁舎等整備事業には1億4370万円を配分、建設から40年以上経過して施設・設備の老朽化が進んでいる
庁舎の現状機能の確保に向け、エアハンドリングユニット更新や外壁(西側)改修、LED改修を行う。
提供:建通新聞社