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建通新聞社四国
2021/03/15

【高知】おもちゃの美術館基本・実施設計 芸術と遊び創造委と随契へ

 佐川町は「まきのさんの道の駅・佐川」建設事業で、さかわおもちゃ美術館の基本・実施設計を2021年度に芸術と遊び創造委員会(東京都新宿区)に随意契約で委託する予定。
 天候に影響されることなく、親子・多世代交流ができる場として道の駅に併設する同美術館内には、可能な限り町産木材を使用し子育て世代に配慮した空間づくりを行う。施設内に木のおもちゃ遊具を製作し設置するため、21年度にこれらの設計を、22年度に製作・設置を同委員会に委託する。併せて21〜22年度に同施設の運営方法の検討およびボランティア育成を委託し進める。20年度、基本構想の策定を同委員会が担当している。
 また、道の駅については現在、設計を担当する若竹まちづくり研究所・STUDIO YY・ワークステーション設計共同企業体と、基本設計でまとめる概要について協議を進めている。
 基本設計を完了後、当初計画では21年9月に実施設計を終了、11月着工、22年9月の完成を目指していたが、コロナ禍に伴う作業などの遅れにより23年春の開業に変更している。
 施設は木造平屋約1800平方b。高知県産材を使用し、産直・物販エリア、レストランなどが入る道の駅(約1200平方b)と、おもちゃ美術館(約600平方b)で構成する。工事費は5億円(税込み)以内。
 建設地は加茂2714他。
提供:建通新聞社