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建設経済新聞社
2021/03/23

【京都】水道施設の適正規模等検討 受水市町にヒアリングへ

 京都府は、今後策定する新たな府営水道ビジョンの中で、施設整備(投資)計画や、府営水道と受水市町全体の施設の適正規模と配置のあり方などを検討するにあたり、5月頃に受水市町にヒアリングを行う。
 府は新ビジョンの策定に向け検討部会を設置。3月19日に初会合を開いた。今後検討を重ね、令和4年11月頃に中間案をまとめ、パブリックコメントや議会報告などを経て、令和4年度末までの策定を目指す。
 重点的に検討する項目は、@府営水道と受水市町全体の施設の適正規模と配置のあり方(コストとリスクマネジメントのバランスを考慮した検討)A府営水道と受水市町全体の水道事業の経営形態や運営、人材確保等のあり方B費用負担のあり方(建設負担水量の調整、使用料金の今後のあり方)C水質管理の更なる強化。
 検討にあたり、府は受水市町へのヒアリングを5月頃に実施する。ヒアリング項目は▽市町ごとの課題、将来見通し(水需要、人材確保、水質、経営(料金)問題)▽施設整備(投資)計画(施設統廃合計画、耐震等老朽化対策)▽府営水道の活用、受水割合について▽アセット案(たたき台)に対する市町の考え方▽広域連携、広域化についての考え方▽民間委託についての考え方等。