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建通新聞社(神奈川)
2021/03/25

【神奈川】京急追浜駅に「地域密着型バスタ」 周辺開発と連携

国土交通省横浜国道事務所と横須賀市は、京浜急行電鉄追浜駅前に新たな交通ターミナルを整備する事業計画を作成した。3月19日に書面開催した産学官の検討会でまとめた。国が駅前にバスやタクシーなどの交通ターミナルを設け、国道16号をまたぐ歩行者デッキを建設する。道路の一部であるターミナルの上部空間を活用し、商業施設・公共施設などを建設するというこれまでにない事業スキームを想定。民間による駅前再開発、市道整備などとも連携し、連鎖型開発により「地域密着型バスタ」を実現する。国の事業については2021年度の着手を目指す。
 新たな交通結節点の整備場所は追浜駅の東側、面積約0・5fの土地。現況は駅前広場などで、国が用地を取得し、駅前を通る国道16号と一体の交通ターミナルを整備する。近隣に分散しているバス・タクシー乗降場などを集約し、鉄道から円滑に接続できるようにする。国道16号をまたぐ歩行者デッキも整備する。一連のターミナル整備は直轄事業として21年度にも着手し、まずは調査や予備的な設計、測量などを進める。事業費は用地取得費を含めて約100億円。
 交通結節点の上部空間を活用し、市の公共施設や災害時には避難場所にもなる多目的スペース、商業施設が入るビルを建設することを計画。交通結節点は道路の一部のため、道路敷地内を利用して民間を含めた施設を建設する新たな事業スキームを構築する。交通拠点の管理に関する協定を国と民間で結ぶなど、エリアマネジメント的な手法も視野に入れる。
 国道16号を挟んだ東側に民間事業者が再開発で建設するビルの1階にも一般車乗降場、駐輪場を整備する。市道追浜夏島線の拡幅、国道357号の延伸など、他の事業とも連携する。
 このため、21年度には地方公共団体と地元事業者の出資によるまちづくりファンド、関係事業者間の調整を担う「えき・まち・みちデザインセンター」を立ち上げる見通しだ。デザインセンターには交通手段や都市デザインの専門家の参画も考えている。

提供:建通新聞社