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北陸工業新聞社
2021/03/31

【新潟】14億円投じ、S3階3100平方メートルで/開志学園高校2号館移転整備/中央区

 学校法人大彦学園(新潟市中央区弁天橋通1丁目4−1)が、新潟市中央区で「開志学園高等学校2号館移転整備事業」を計画していることがわかった。総事業費に14億円を試算し、23年2月の事業完了を目指す。
 計画によると、2号館は県が施行する鳥屋野潟湖岸堤整備事業の事業区域となることから、ビッグスワンなどが立地する鳥屋野潟公園線沿いの中央区南長潟及び長潟字本村前地内に早期の移転整備を図る。土地収用法の規定に基づき大彦学園が提出した事業計画によると、起業地の面積5376・9平方メートルに、耐火・耐震構造を備えた新校舎S造3階建て延べ3166・8平方メートル(建築面積1454・7平方メートル)のほか、200台分の駐輪場や27台分の職員駐車場を設ける計画。
 概算工事費のうち、造成工事費に6400万円、建築工事費に9億円を試算。今後、農地転用や開発行為などの申請手続きを経て着工するとみられる。
 なお、開志学園は単位制で専門分野が学べる高校として02年に開校している。

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