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建通新聞社(東京)
2021/07/27

【東京】調節池新設検討・調査、長大とパシコンで

 東京都建設局は境川上流部、神田川、目黒川流域に新設する調節池の基本検討業務や基礎調査業務の委託先を長大(中央区)とパシフィックコンサルタンツ(千代田区)に決めた。それぞれ7月21日の希望制指名競争入札で落札者とした。3河川・流域で合計約102万1000立方bの容量を確保したい考えでおり、整備候補地や施設配置経過計画などを河川・流域ごとに検討。2022年2月末までに成果を得て関係機関との協議に備える。
 都は30年度までに約150万立方b分の調節池を新たに事業化する目標を定めている。対象は▽石神井川▽野川▽目黒川▽仙川▽呑川▽境川▽神田川▽渋谷川・古川―の8河川で、調節池の整備候補地の選定を順次進めている。
 このうち境川上流部には町田市木曽西(中里橋下流)〜町田市根岸(根岸橋)区間を対象に、地下箱式で容量約24万立方bの調節池を整備する方針だ。今回の委託業務で用地範囲や調節池上部の荷重条件などを踏まえて本体基本構造と工法、取水施設などを検討。維持管理施設の位置を決めるため、調節池上部や近隣の雨水調整池などを活用する場合の施設配置計画を比較して候補を絞り込む。長大が基本検討業務を1650万円で落札した。
 神田川では新宿区西早稲田3丁目(高戸橋)〜文京区目白台1丁目(駒塚橋)に地下トンネル式で容量約30万9000立方bの調節池を確保する。主要施設の概略配置や調節池の基本構造、施工計画などを検討して計画を具体化していく。パシフィックコンサルタンツが基礎調査業務を1450万円で落札した。
 目黒川流域には地下トンネル式の調節池を整備して合計約47万2000立方bの貯留量を確保する。内訳は北沢川の世田谷区池尻〜宮前橋間で容量13万2000立方b、烏山川の梶山橋〜若林橋間で28万3000立方b、蛇崩川の世田谷区上馬〜駒留橋間で5万7000立方bの規模を想定。現地調査を実施して維持管理施設の整備位置を検討し、施設配置計画をまとめる。パシフィックコンサルタンツが基本検討業務を2050万円で落札した。提供:建通新聞社