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建通新聞社(東京)
2021/12/24

【東京】多摩市 庁舎建替 22年10月基本構想素案

 多摩市は、本庁舎建て替え事業で基本構想策定に着手した。基本構想はパシフィックコンサルタンツ(千代田区)が担当し、2022年10月に構想素案、23年1月に構想案をまとめる。今後は23〜24年度に基本計画、25〜26年度に基本・実施設計、27年度に着工、29年度の完成を目指す。想定している延べ床面積は約2万平方b。
 基本構想では、行政のデジタル化や庁舎機能のDXを念頭に、課題や庁舎建て替え条件などを整理し、庁舎の位置、概算事業費、建設スケジュールなど建設事業コンセプトや方向性を示す。
 庁舎整備は、16年11月の庁舎あり方検討委員会報告書の中で、本庁舎候補地を現在地、多摩センター中央第3駐車場、UR旧多摩ニュータウン事業本部用地の3カ所で比較検討していたが、結論は出なかった。現在の社会情勢も踏まえ、改めて庁舎機能の検討から進める方針だ。
提供:建通新聞社