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　首都高速道路会社は都心環状線・日本橋区間の地下化で、本体工事の発注に関わる説明会を３月に開く。２０２２年度第３〜第４四半期の発注を予定する「（改負）高速都心環状線（日本橋区間）常盤橋地区トンネル工事」（工種・土木）、「（改）高速都心環状線（日本橋区間）シールドトンネル工事」（土木）、「（改）高速都心環状線（日本橋区間）高速６号向島線接続地区上部・橋脚・基礎工事」（鋼橋）の３件で、いずれも実施設計と施工を一括した50億円以上のＷＴＯ対象。新たな契約手法の適用を考えており、説明会で明示する方針だ。
　前田信弘社長が１月12日の定例会見で明らかにした。前田社長は「非常に難しい。東京のど真ん中で長期にわたってやる。技術的にもかなり高度なものになる」と新たな契約手法の適用理由を語った。今後、説明会への参加希望を募る。
　都心環状線・日本橋区間の地下化は大規模更新事業の一環として実施。先行する東品川桟橋・鮫洲埋立部の大規模更新では、技術提案審査・価格等交渉方式の公募型プロポーザル手続きで事業者を選定した経緯がある。提供：建通新聞社