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建通新聞社(東京)
2022/08/19

【東京】都 多摩2団地の基本設計プロポ開始

 東京都住宅政策本部西部住宅建設事務所は、「都営中層住宅田無本町七丁目団地(仮称)基本設計」と「都営中高層住宅調布緑ケ丘二丁目団地(第5期)基本設計」の委託先選定に向けたプロポーザル手続きを8月19日に開始する。2団地合計で14棟641戸程度の住棟建設を計画している。それぞれ9月1〜8日に参加表明書と技術提案書を受け付けて、9月28日にヒアリングを実施。特定した委託先と10月18日に見積もり合わせを行って、同月25日に契約を結ぶ予定だ。いずれも2023年5月31日を期限に業務成果を得て、後続の実施設計や工事につなげる。
 田無本町七丁目団地は、1974〜78年度に完成した田無本町七丁目アパート(西東京市田無町7ノ10、15棟310戸)と田無芝久保五丁目アパート(同市芝久保5ノ33、1棟24戸)を建て替えて整備する。田無本町七丁目アパートの敷地を活用し、鉄筋コンクリート10棟411戸程度の住棟を建てる。3期に分けて工事を実施する見通しだ。
 基本設計の参考業務規模は1400万円程度(税込み、以下同)。
 現地の用途地域は第1種低層住居専用地域(建ぺい率40〜50%、容積率80〜100%)。第1種高度地区にも指定されている他、一部が準防火地域に含まれている。
 一方、調布緑ケ丘二丁目団地は、都営仙川アパート(調布市緑ケ丘2ノ25)を段階的に建て替える形で整備中。今回基本設計に着手する5期では、1961〜62年度に完成した3〜5・10・11号棟の計5棟を解体し、鉄筋コンクリート造4棟230戸程度の住棟を建てる。
 基本設計の参考業務規模は1000万円程度を想定。
 現地の用途地域は第1種中高層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率200%)。第2種高度地区と準防火地域にも指定されている。提供:建通新聞社