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建通新聞社(東京)
2022/08/29

【東京】都 戸山地区特支の基本設計プロポ開始

 東京都財務局建築保全部は8月29日、「戸山地区学園特別支援学校(仮称)」の新築に伴う基本設計業務委託のプロポーザル手続きを開始する。新宿区戸山の都有地に延べ床面積約2万平方bの校舎を新築する計画だ。9月5〜9日に参加表明書を受け付けて同月16日に技術提案書の提出を要請し、11月1日にヒアリングを行って設計者を特定。11月28日の見積もり合わせを経て翌29日に契約を結ぶ予定でいる。2023年10月31日までに成果をまとめ、23〜25年度の新築実施設計、26〜31年度の新築工事につなげる。
 戸山地区特別支援学校は、新宿区戸山3ノ17の都立心身障害者福祉センター(敷地面積9760平方b)と財務局戸山庁舎(敷地面積3089平方b)の建物を23〜24年度に解体し、その跡地を利用して設ける新設校。
 校舎の規模は延べ床面積約2万0824平方bを想定。知的障害教育部門の小学部・中学部・高等部を合計54学級、肢体不自由教育部門の高等部を5学級配置する。山田綜合設計(文京区)が基本計画の策定業務を手掛けていた。
 基本設計の参考業務規模は税込み1億3700万円程度。作業を通じて建築計画を具体化し、32年4月以降の開校時期を決める予定だ。
 現地の用途地域は東側が第1種中高層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率300%)と20b第2種高度地区に、西側が商業地域(建ぺい率80%、容積率600%)と40b高度地区に指定されている。提供:建通新聞社