トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(東京)
2022/09/01

【東京】都 環4高輪と沿道 区画整理や再開発で

 東京都都市整備局は環状第4号線・高輪区間(港区)の街路整備と沿道のまちづくりで、個人施行による土地区画整理事業や市街地再開発事業の共同化ビル建設などで街路整備に関わる権利者の生活再建を図る方針だ。2023年度に区画整理の事業と換地計画を認可して24年度にも街路関係の工事をスタートさせるとともに、24〜25年度には再開発の事業と権利変換計画も認可して共同化ビルが着工するスケジュールを想定。28年度以降の共同化ビルの完成や区画整理の換地処分を経て、32年度の事業完了を目指す。
 環4・高輪区間には港区港南3丁目地内の第1京浜から桜田通りに至る延長620b、幅員25・6〜33・5bの街路を整備する。隣接の港南区間(旧海岸通り〜第1京浜の延長650b、建設局所管)とともに、19年7月に街路事業の認可を得た。
 一方、沿道のまちづくりでは、ルート上に取得した衆議院高輪議員宿舎跡地約1・4fのうち道路用地を除く約0・9fを活用し、環4の道路区域内に土地・建物がある権利者の生活再建を図る。大手デベロッパーなど民間企業8社の協力を得て宿舎跡地の具体的な活用策を考えつつ、オオバ(千代田区)などに業務を委託して区画整理や再開発の検討を進めていた。
 再建のメニューは▽街路事業(用地買収による補償金を得て移転、または道路区域外の所有地に建物を再建)▽個別利用(区画整理に参加し、所有する土地の全てを沿道の土地に換地して建物を再建)▽共同化(区画整理に参加の上、再開発にも参加して共同化ビルに入居)―の三つ。
 宿舎跡地と再建メニューの関係を見ると、宿舎跡地の北側約0・2fを個別利用、南側(約0・67f)の一部約0・4fを共同化に充てる。共同化で建設するビルについては高品質な住宅を配した高層建築物を想定しつつ、28〜29年度の完成を予定している。
 高輪区間などに続き、20年12月に街路事業の認可を得た白金台区間(桜田通り〜目黒通りの延長800b、建設局所管)の権利者についても、個別利用に充てる宿舎跡地の活用や共同化ビルに設ける住宅の優先購入で生活再建ができるようにする考え。提供:建通新聞社