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建通新聞社(東京)
2022/11/25

【東京】荒川下流 ドローン実証実験 8者が参加

 国土交通省荒川下流河川事務所は、ドローンの実飛行による実証実験参加者の公募で8者を選んだ。11月下旬から2023年1月上旬にかけて実証実験を進め、1月中旬の意見交換を経て3月下旬までに「荒川下流河川上空利用ルール(案)」を策定する予定だ。
 荒川下流河川事務所では、荒川下流部の河川上空を「空の道」にして、ドローン物流やドローンを活用した河川巡視などを実現したい考え。ただ、現状はドローンを飛行させるためにさまざまな許可が必要なことから、ほとんど利用されていない。
 そこで、今回の実証実験を通じて河川上空のドローン利用に関するルールを検討。沿川自治体に案を示すなどして課題の解決を目指す。
 参加者と実証実験のテーマは次の通り。
 アドエア=ドローン用緊急パラシュートの有効性と有効範囲を実証▽eロボティクス茨城、環境ロボティクス協会=ドローン物流▽アイ・ディー・エー=構造物(岩淵水門など)のドローン点検▽KCCSキャリアテック=ドローンを用いた電波強度測定▽エアロセンス、日本無線=ドローン巡視▽東京北区観光協会=ドローン物流(飲食物の運搬)▽ロジクトロン、Mayfly Imaging Service=大型ドローンによる活用▽KDDIスマートドローン、八千代エンジニヤリング、プロドローン=ドローン巡視 提供:建通新聞社