トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(東京)
2023/03/07

【東京】八王子市 集いの拠点整備 PFI事業者決定

 八王子市は6日、JR八王子駅南口の旧八王子医療刑務所跡地を「八王子集いの拠点」として整備するための事業者を八王子ミライテラスパートナーズに決めた=写真。PFIによる特定目的会社で、大和リースを代表として構成員は梓設計、熊谷組首都圏支店、三恵建設、乃村工藝社、ハリマビステム、エイト、図書館流通センター、エヌピーオーバース。契約金額は180億5170万円。契約期間は2041年9月30日まで。
 スケジュールは23年度に既存施設解体と基本・実施設計、24〜25年度に建設・公園整備、26年10月の開館を目指す。地域貢献として建設・維持管理業務は可能な限り市内企業へ発注し市内雇用の促進を図る。
 公園の敷地面積は5万2047平方b。メイン棟は鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上2階建て延べ約7400平方b(ライブラリや交流エリア、職員エリアなど)。活動展示棟は鉄骨造平屋約1000平方b(展示室、レストランなど)。この他、大屋根広場(面積507平方b)、防災倉庫(125平方b)、屋外倉庫(105平方b)、屋外トイレなど(311平方b)を設ける。
 記者会見で石森孝志八王子市長は「八王子の新しいシンボルとして、伝統や文化などを発信できる施設にしたい」と思いを述べた。同社代表取締役の浮穴浩一氏は「八王子市内との企業と連携し、地域経済の波及効果になってほしい」と意欲を語った。提供:建通新聞社