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建通新聞社(東京)
2023/04/10

【東京】都住供 上石神井で2棟・200戸を整備

 東京都住宅供給公社は「(仮称)カーメスト上石神井」の整備に着手する。練馬区内にある上石神井住宅を2棟・約200戸に建て替えるもの。地元区による都市計画の決定・変更を経て設計や工事を順次進め、2028年度の完成を目指す。一般賃貸住宅の新たな再編事業として23年度の事業計画に位置付けた。
 カーメスト上石神井に建て替える上石神井住宅は練馬区上石神井1ノ24ノ1他に立地。1958〜59年に建設した鉄筋コンクリート造4階建ての住棟8棟に168戸を配している。老朽化やバリアフリーへの対応などが課題となっているため取り壊し、新たに建てる2棟に集約して約200戸を供給する計画だ。
 敷地に定められている「一団地の住宅施設」の都市計画を廃止し、新たに地区計画を設定して建て替えの前提を整える。地元の練馬区が敷地を含む地区計画(上石神井駅周辺地区)などを6月に都市計画変更・決定する見通し。
 都住供では、一般賃貸住宅の建て替えに当たり「ZEH―M Oriented」仕様を採用した環境配慮型住宅の供給を積極的に進め、脱炭素社会の実現に貢献したい考え。また、テレワーク環境に適した間取りの住戸を供給したり、Wi―Fi環境を導入したりして「新しい日常」に対応した住環境を整える。タッチレス型のエレベーターや宅配ボックスの設置も加速していく。
 これらに基づき23年度の事業計画では、テレワーク環境の整備を63団地で、宅配ボックスの設置を29団地で、タッチレス型エレベーターの導入を2団地でそれぞれ実施するとした。
 都から受託している都営住宅の営繕業務では、23年度に▽計画修繕(屋上防水、外壁塗装、敷地整備など)=5万5404戸▽一般修繕件=6万4500▽空き家補修=9260戸▽剪定(せんてい)=10万1335本▽昇降機設置=65基―などを計画。都営住宅の耐震化については設計を11団地、工事を7団地で新規に着手する。さらに都営住宅の建て替えに伴う工事監理業務を9団地で、除却工事を30団地で実施する予定だ。
 10区2市の区・市営住宅の営繕業務でも、23年度は172団地の計画修繕や3714件の一般修繕、462戸の空き家補修などに取り組むとしている。提供:建通新聞社