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建通新聞社(東京)
2023/05/11

【東京】中央区 日本橋中改築と晴海西小第二校舎の設計決定

 中央区は、日本橋中学校の改築と千代田公園の整備、晴海西小学校第二校舎の建設に向けて設計を委託するためプロポーザルを行った結果、日本橋中改築・千代田公園設計は佐藤総合計画(墨田区)、晴海西小設計は日本設計(港区)をそれぞれ委託先に決めた。日本橋中改築では2024年度に仮校舎整備へ着手し、晴海西小は本体工事を26年度から行う見通しだ。
 日本橋中の校舎改築と、隣接する千代田公園の再整備も行う。新校舎棟の規模は延べ1万8000平方b程度で、普通教室21室や特別支援教室、各種特別教室、体育館、屋内プール、可動屋根付きの屋内運動場などを設ける。敷地面積は3248平方b。
 千代田公園では、多目的室や倉庫、公衆便所、防災備蓄倉庫などを含んだ公共施設、付属昇降機設備棟、連絡橋の整備などを予定している。敷地面積は2183平方b。
 設計納期は25年3月25日。整備スケジュールでは、基本・実施設計を5月〜25年3月に行い、建設工事は25年9月〜29年1月で進める予定。校舎は29年4月の開設、公園の開園は29年夏ごろを目指す。また改築に当たっては、仮校舎を浜町公園の一部に整備する計画で、24年度に工事着手する。事前調査はニッテイ建築設計(中央区)が担当。

晴海西小は26年7月着工へ

 晴海西小では、「晴海フラッグ」の入居世帯など、今後の人口増加予測に合わせて、第二校舎を建設する。規模は延べ1万2000平方b程度を見込む。普通教室は27室、小多目的室が3室、特別支援教室が2室、(仮称)放課後こども教室2室などを配置する。第二校舎は、小学校の1〜3学年のみが通う低学年専用を予定している。
 建設地は晴海4ノ8の一部。敷地面積は約7900平方b。
 設計納期は26年3月25日。基本・実施設計を5月〜26年3月に進め、26年7月〜29年12月に建設工事を行う。開設は30年4月を見込む。提供:建通新聞社