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建通新聞社(東京)
2023/06/05

【東京】都 武蔵丘高校 基本設計プロポ開始

 東京都財務局建築保全部は武蔵丘高校の改築に伴う基本設計業務の委託先を決めるため、6月5日にプロポーザル手続きを開始する。校舎棟と体育館などで総延べ床面積約1万3137平方bの施設を整備する計画。6月12〜16日に参加表明書を受け付けて、同月23日に技術提案書の提出を求める。8月9日にヒアリングを実施した上で、9月11日の見積もり合わせを経て翌12日に契約を結ぶ予定。2024年10月31日の履行期限までに成果を得て24年度内に実施設計に入る。26年度から新築工事に取り掛かり、全体の完成は30年度を目指す。
 武蔵丘高校は中野区上鷺宮2ノ14ノ1に所在。約3万0785平方bの敷地南側にA〜D棟や体育館棟など総延べ床面積約1万4734平方bの建物を配している。1959〜85年に完成した。
 新しい施設の総延べ床面積は約1万3137平方bを想定。延べ床面積約1万0615平方bの校舎棟の他、延べ床面積約2552平方bの体育館などを整備する。650台を収容する屋根付き駐輪場と4台分の駐車場も設置する。
 2021年度に計画総合研究所(渋谷区)が基本計画を手掛けた。
 23〜24年度に基本設計を、24〜26年度に実施設計をまとめる。敷地内に仮設校舎を整備した上で25〜26年度に既存建物を解体して、26〜29年度の工期で新築工事を実施する。グラウンド整備を29〜30年度に行って工事が完了する予定だ。
 基本設計の参考業務規模は税込み9100万円程度。
 現地の用途地域は、北側が第1種低層住居専用地域(建ぺい率40%、容積率80%)で、第1種高度地区(最高高さ10b)に指定されている。南側は第1種中高層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率200%)、第2種高度地区(最高高さ25b)となっている。提供:建通新聞社