トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(東京)
2023/06/13

【東京】渋谷・目黒の国有地にGSUC旗艦拠点

 海外の大学などと連携し、革新技術の研究開発やスタートアップの創出に取り組む国の施設が渋谷区と目黒区にまたがる国有地に整備される。政府が創設を構想する「グローバル・スタートアップ・キャンパス」(GSUC)のフラッグシップ拠点で、文部科学省が2023年度に基本計画の調査・検討を通じて施設規模や民活を含む事業スキームなどを具体化する。24年度の基本設計、25〜27年度の実施設計・建設を経て、28年度に完成する見通しだ。
 施設はディープテック分野(創薬、バイオ、AI、ロボティクスなど)に特化した研究機能と、スタートアップのインキュベーション機能を兼ね備えたものとする。渋谷区恵比寿南3丁目・目黒区中目黒2丁目にある防衛研究所などと公安調査庁研修所の跡地約2・5fを活用して整備する方針だ。
 全ての活動が英語で行われる完全グローバルな場、世界中の優秀な頭脳が切磋琢磨(せっさたくま)したいと強く思う場、多くの外国人や女性研究者・起業家なども参加する多様性とエネルギーにあふれる場を目指しているという。
 内閣府と文科省が22年度の第2次補正予算で、海外大学との調整や建物の検討、海外大学との国際共同研究の先行実施に必要な75億円の経費を確保。創設に向け、マサチューセッツ工科大学と連携して実現可能性調査を実施することになっている。
 文科省は基本計画の調査・検討(事業規模1億5000万円程度)に当たる事業者を選定中。公募要領によると、施設の建設に関する基本方針と基本計画を策定するため、規模や構成、事業スケジュール、概算事業費を考える。事業スキームについては官民の役割分担や資金調達方法、PFIを含む事業類型の比較などを行う。5月23日まで企画提案書を受け付けた。6月下旬に採択し、7月上旬に契約を結んだ上で、24年3月29日までに成果をまとめてもらう。提供:建通新聞社