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建通新聞社(東京)
2023/08/25

【東京】都 足立特支 改築・改修へ基本計画

 東京都教育庁は足立特別支援学校の本校舎を改築するとともに、実習棟を改修する方針だ。既存の施設規模を維持することを前提にしつつ、今後の学校運営に必要な総延べ床面積を1万2516平方bと見積もって配置計画や工程、概算工事費などを練る。これに伴う基本計画を作成するため、業務の委託先を希望制指名競争入札で決める。都市計画・交通等計画Cから8月29日まで希望申請を受け付けて、9月14日に開札する予定。2023年度末までに得る成果を踏まえ、基本・実施設計を3年間でまとめた後、解体・改築・改修工事を4年間で実施するスケジュールを想定している。
 足立特別支援学校(足立区花畑7ノ23ノ15、敷地面積1万6908平方b)は高等部単独の知的障害特別支援学校で、普通科と職能開発科を設置している。
 改築する本校舎は鉄筋コンクリート造3階建ての3棟で構成。延べ床面積と完成年はそれぞれ▽2574平方b、1968年10月▽2599平方b、70年9月▽1566平方b、72年11月―となっている。
 また、改修する実習棟の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ2735平方b。92年10月の完成で、本校舎と比べて築年数が浅いため改修で対応することにした。この他、体育館やプール棟、倉庫などが立地しており、本校舎と併せて改築するかどうかは今後検討する。 
 施設の必要延べ床面積は本校舎と実習棟など全ての機能を含めて1万2516平方bに設定。23学級(普通科14学級、職能開発科6学級、重度・重複3学級)を確保する。
 これを前提に、敷地内に仮設校舎を設置する場合とグラウンドに新しい校舎を設置する場合を比較して基本計画を練る。履行期間は24年3月22日まで。提供:建通新聞社