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建通新聞社(東京)
2023/10/11

【東京】府中市 DBOでリサイクルP整備

 府中市は、リサイクルプラザの整備と管理運営を一括して行うDBO方式で実施する。参加表明書などを12月4日と5日に受け付ける。予定価格は259億1318万4000円(消費税別)。予定価格を構成する管理運営委託料の上限は117億9168万4000円。2024年2月に提案書を受け付け、5月に落札者を決定、同年9月に特定事業契約を締結する。
 全体の設計・建設期間は、24年10月から29年12月までの5年3カ月とし、@25年7月から新施設の工事着手までを先行解体期間A先行解体後から28年1月までを新施設の建設B解体対象施設の解体・跡地整備を新施設完成後から29年12月までC管理棟・既存計量棟の改修を24年10月から29年12月まで―の工程で進める予定。
 管理運営は28年2月から47年3月までの19年2カ月間を見込んでいる。
 入札参加者は設計企業、建設企業、管理運営企業を含む複数の企業のグループにより構成すること。
 市は10月2日、同事業をPFI法に基づく特定事業に選定。整備・管理運営を一括して受託するDBO方式で行うことで、市が直接実施する場合に比べて2・8%の財政負担額縮減を期待できる他、公共サービスの水準の向上、効果的かつ効率的なリスク負担も期待できるとした。
 計画地は四谷6ノ58(リサイクルプラザ敷地内)。敷地面積は2万542平方b。
 整備ごとの主な施設は次の通り。
 ▽新施設―マテリアルリサイクル推進施設(計量棟、仮り置きヤード、洗車場、駐車場、構内道路、植栽、門・囲障、新施設から管理棟間の渡り廊下など)
 ▽解体施設―選別棟、管理棟のペットボトル処理施設、資源棟、各保管棟、車庫、除害施設、駐車場スペースなど
 ▽改修施設―管理棟、計量棟 提供:建通新聞社