稲城市は、稲城第三小学校校舎建て替え工事(建築)の総合評価方式一般競争入札を再公告した。同工事は3月に公告したが入札参加者がいなかったため、中止となっていた。再公告に伴い、共同企業体を単独事業者に変更。申込期間は4月28日まで。開札は6月10日。
建築の入札中止に伴い、電気設備と機械設備も再公告した。電気設備は当初通り共同企業体だが、機械設備は単独事業者で実施する。同市契約課担当者は「入札参加条件に単独事業者を希望する声は挙がっていたが、市内建設会社の受注確保のため当初は共同企業体で発注した。建築と機械設備で入札参加者がいなかったため、今回は参加資格を変更して再公告した」と話す。
建築の入札参加資格は都内に本店・支店・営業所があり、経営事項審査の建築一式工事の総合評定値が1500点以上、市内本店の事業者は総合評定値が900点以上あること。
校庭に校舎と学童クラブが一体となった施設を建設し、完成後に既存校舎を解体する。跡地には校庭を整備する。新施設の施設規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ8257平方b。既存校舎は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1174平方b、鉄筋コンクリート造4階建て延べ2635平方b、鉄筋コンクリート造4階建て延べ1184平方bの3棟がある。敷地面積は1万0535平方bで、建設地は大丸100。
設計は教育施設研究所(中央区)が担当。
提供:建通新聞社