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　東京都住宅政策本部は都営明石町アパート（中央区）の改築を検討している。低層部に建設局の第一建設事務所を配した79戸の住棟で、関係者との協議が調えば２０２５年度内に基本設計に着手する見通しだ。また、改築に伴い建設局が第一建設事務所の仮設庁舎を別地に整備するため、５月29日に開札する希望制指名競争入札で基本計画策定業務の委託先を決定。11月28日までに成果を得る。
　都営明石町アパートは中央区明石町２ノ４の敷地１５３４平方�bに立地。住棟の規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下１階地上12階建て延べ７５８９平方�bで、地下１階〜地上３階部分の延べ床面積１５２９平方�bが第一建設事務所、４〜12階部分が２ＤＫ79戸の都営住宅となっている。１９７２年に完成した。
　改築に伴い、建設局は第一建設事務所の仮設庁舎を港区南青山１ノ11他に整備する。面積約３０００平方�bの敷地のうち１５００平方�b程度を活用。軽量鉄骨造２階建ての仮庁舎を想定し、基本計画の策定作業を通じて延べ床面積を確定させる。現段階では２０２７年度第２四半期以降の整備を見込む。提供：建通新聞社