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建通新聞社(東京)
2025/11/05

【東京】国分寺市 旧庁舎跡地活用に大日本土木G

 国分寺市は、旧庁舎用地利活用事業の事業者を決める公募型プロポーザルを審査した結果、大日本土木東日本支店(新宿区)を代表とする企業グループを優先交渉権者に決めた。構成企業は多摩ふるさと建設業協同組合(国分寺市)、安井建築設計事務所(千代田区)、東京建物リゾート(中央区)、トレランス(江戸川区)、地域計画連合(台東区)。2026年1月中旬に基本協定を締結する。
 旧庁舎跡地に複合公共施設と民間施設を官民連携で整備する。両施設とも28年度内のオープンを目指す。大日本土木グループは民間施設として、温浴施設と地域貢献施設(コワーキング・カフェ)を提案。選定理由について審査員から「市内企業との連携や技術提案が優れていた」などの意見があった。プロポーザルには2者が参加した。
 複合公共施設整備事業費の上限額は73億7054万7000円(税込み)。26〜28年度に実施設計・施工を行い、28年12月に引き渡す。同施設には福祉センターや生きがいセンターとくら、恋ケ窪公民館、恋ケ窪図書館、市民本多武道館の機能を移転・集約する。
 施設規模は地下1階地上3階建て延べ5700平方bを想定。フリースペース(面積約900平方bを想定)や多目的室、図書館(約600平方b)、競技場・弓道場(約800平方b)、更衣室、市民サービスコーナー(約170平方b)などを整備する。基本設計は綜企画設計西東京支店(立川市)が担当。
 旧庁舎跡地の所在地は戸倉1ノ6ノ1。敷地面積は約1万0800平方bで、複合公共施設整備用地は3200平方bを下限とする。提供:建通新聞社