警視庁は11月17日、南和泉庁舎(仮称)の新築に向けて基本設計の委託先を決めるプロポーザルの手続きを開始した。庁舎2棟と有家族者待機寮1棟の合計3棟で総延べ床面積約1万2000平方b超の施設建設を想定。建築設計の競争入札参加有資格者から11月25〜28日に参加表明書を、12月22日〜2026年1月16日に技術提案書をそれぞれ受け付ける。2月6日のヒアリングを経て16日に委託先を特定し、26日に見積もり合わせを行って契約を締結する予定だ。税込み参考業務規模は1億1900万円程度で、27年5月9日を期限に成果を得て実施設計につなげる。29年3月の着工、31年2月の完成を目指す。
建設地は杉並区和泉2ノ1ノ5他の甲州街道沿いに位置する面積5113平方b。警視庁の有家族者待機寮南和泉住宅があった場所で、現状は更地となっている。建設地の一部は甲州街道に比べて土地のレベルが低い。
新築するのは地下2階地上5階建て延べ床面積約8700平方bの東庁舎と地下1階地上2階建て延べ床面積約2800平方bの西庁舎、3階建て延べ床面積約1300平方bの有家族者待機寮の3棟。いずれも鉄筋コンクリート造とし、庁舎では免震構造を検討する他、「ZEB Ready」相当のエネルギー消費性能の達成を目指す。
庁舎は捜査支援を行う本部6所属の入居を予定。各所属の事務室、付室、倉庫に加え、共用の会議室や講堂などを設ける。待機寮には1戸当たり3DK(面積約60平方b)の住宅を18戸配置する。
駐車場は庁舎用で地下平置き6台以上と機械式58台以上、待機寮用で地上平置き3台以上を設ける考え。
現地の地域地区は甲州街道沿いの敷地南側が商業地域(建ぺい率80%、容積率400%)と第3種高度地区、防火地域、北側が第1種中高層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率200%)、第2種高度地区、準防火地域に指定されている。
提供:建通新聞社