東京都がまとめた都内の就業者数の予測によると、建設業は2020年の58万3000人から45年には44万2000人と25年間で14万1000人減少する見込みだ。減少数は全産業のうち製造業の32万6000人減に次ぐ多さ。減少率も全体のマイナス5・3%に対してマイナス24・2%と大きく下振れしている。
就業者数の予測は20年の国勢調査結果を基に、45年までの25年間にわたる昼間就業者数の推移を5年ピッチで推計したもの。全体を見ると30年までは1017万9000人から1046万1000人へと増加。ただ、その後は減少に転じて40年に1000万人を割り、45年には964万5000人に落ち込むとした。20年に比べ53万5000人の減だ。
その中で建設業は20年の58万3000人をピークに減り続け、35年に50万人を割り込んで45年には44万2000人まで減る見込み。男女別では男性が20年の47万9000人から45年に35万4000人と12万5000人減少(増減率マイナス26・2%)、女性も10万4000人から8万8000人と1万6000人減少(マイナス15・4%)。男女とも25年以降の全ての時点で前5年から減少または横ばいで推移するとしている。
また、20年と45年の地域別状況は、区部が47万2000人から36万2000人と10万9000人減少(マイナス23・3%)、多摩・島しょが11万1000人から7万9000人と3万2000人減少(マイナス28・8%)。さらに、島しょを除く区市町村の増減率は檜原村のマイナス59・5%が最も大きく、奥多摩町のマイナス56・2%や八王子市のマイナス39・1%が続くなど、区部に比べ多摩地域の減少が著しいとみている。
提供:建通新聞社