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建通新聞社(東京)
2026/03/24

【東京】26年度に実施設計、準備工事 林試の森公園南側拡張 都

 東京都建設局は林試の森公園(品川区・目黒区)の南側拡張エリアの整備で、2026年度に園地と拠点施設の実施設計を進めるとともに準備工事に入る方針だ。広場やカフェなどを設け、地震や火災の発生時には地域の避難場所として機能させる。都議会が3月17日に開いた環境・建設常任委員会で、しのはらりか氏(品川区、無所属)が今後の取り組みを質問。これに対し水谷正史公園建設担当部長は「引き続き地元の意見を踏まえながら詳細な内容の検討を進め、準備工事に着手する予定」と26年度の見通しを示した。
 林試の森公園の所在地は品川区小山台2丁目と目黒区下目黒5丁目の各地内。都市計画決定面積約14・2fのうち、19年6月までに約12・1fを開園した。
 その後、隣接する国有地などの約2・18f(品川区小山台2丁目)を活用した拡張に向け、19年度に整備計画を策定。このうちまず北西側の約0・18f(羅漢寺川エントランスゾーン)について20年4月に国から都市計画事業認可を得て整備し、23年12月に開園面積を約12・3fまで広げた。
 南側拡張エリアは残る約2fで、西方に「交流ゾーン」、東方に「緑のふれあいゾーン」を配置。個々に見ると、西方の「交流ゾーン」には多目的広場や拠点施設のカフェ(平屋約380平方b)、駐車場などを整備して、民間事業者と連携したにぎわいを創出する。一方、東方の「緑のふれあいゾーン」に整備するのは草地広場や樹林地、休憩施設(床面積約40平方b)、トイレ(面積約40平方b)などで、既存の自然環境と連続した緑とふれあえる場にする。
 いずれのゾーンも地震や火災の際の避難場所となる空間や入り口を確保する。
 23年4月に国から都市計画事業認可を得た。事業期間は28年度末となっている。
 園地の基本設計をエーシーイー(中野区)が、拠点施設などの基本設計を景デザイン研究所(渋谷区)が25年度末の納期で手掛けている。26年度にそれぞれの実施設計を進めながら、同年度内にスタートさせる準備工事の内容を詰めていく。提供:建通新聞社