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建通新聞社四国
2015/08/21

【徳島】佐那河内村の新庁舎 設計者選定方法検討へ

 佐那河内村は、概算事業費6億7000万円で新庁舎を2017年度に発注するため、16年4〜6月に設計者選定を行う予定。コンペ方式やプロポーザル方式を考えており、15年度に開く基本計画策定委員会などで選定方法を決める。
 8月21日に住民説明会を開き、9月に第1回の委員会を開く予定。委員会は16年3月までに3〜4回開催し、最初に建設位置を確定する。事業費、建設スケジュール、建物規模、設計者選定条件などの基本構想は、住宅・都市問題研究所(東京都渋谷区)が策定した。
 規模は床面積約1700平方b。木材を可能な限り活用する。基本構想では、地域材の活用の可能性として、木材調達と乾燥・製材の検討、村内の林業・林産業の担い手不足問題をあげている。建設候補地は、現庁舎と農業振興センター(下字中辺71ノ1)に隣接する民有地を含めた地域。農業振興センターは改修する方向で検討する。土地の測量調査はニタコンサルタント(徳島市)が担当した。
 現庁舎はIs値が0・2しかないため解体する。
 概算事業費は▽新庁舎建設―5億9500万円▽現庁舎解体―3000万円(調査、設計、解体)▽現在地に新築する場合の仮庁舎移転、または、庁舎を移転用地しての造成費ほか―4000万円と試算している。

提供:建通新聞社