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建通新聞社(岡山)
2016/09/20

【岡山】岡山国道 笠岡ベイファームの駐車場増設に向け測量設計

国土交通省岡山国道事務所は、笠岡市カブト町南町の国道2号道の駅「笠岡ベイファーム」の駐車場増設を計画しており、シンワ技研コンサルタント(岡山市北区)に委託して設置位置検討などを含め測量設計業務を進める。13日に外注先を決めた。期限は2017年1月31日まで。
 笠岡ベイファームは国道2号笠岡バイパスの側道沿いにある道の駅。駐車場は国が管理する43台分(小型32台・大型11台)と、笠岡市が管理する第1駐車場(隣接・小型約140台)と第2駐車場(近隣・同約250台)のスペースがある。現地は年間80万人以上の来場者が訪れており、イベント開催時などには駐車場不足が慢性化しているのが現状。事務所では建設整備が進む国道2号バイパスのネットワークに考慮し、バイパス完成後の交通量の増加を見越して、施設に隣接するエリアで約100台分の駐車場の増設を計画しているもの。
 計画は、設置位置は現在の駐車場西にあるイベントスペースを含めた西寄りの側道北のスペースと、道の駅の東側市道を挟んで東寄りの側道北スペースの2案を想定。それぞれの利便性やメリット・デメリットを比較検討の上、現地測量や軟弱地盤解析を踏まえながらパーキングエリアの詳細設計を固める。いずれのケースでも対象地は笠岡市が保有していることから、17年度から増設工事に着手していく公算が高い。

(提供:建通新聞社)