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建通新聞社(岡山)
2017/01/11

【岡山】倉敷市 少年自然の家PFIへアドバイザーを公募

 倉敷市教育委員会は、倉敷市少年自然の家PFIアドバイザリー業務を公募型プロポーザルで行うため、参加意思表明書を2月2日の午後3時まで受け付けている。提案見積もり上限額は2300万円(税込み)。委託期間は2019年9月30日まで。
 参加資格は、倉敷市および他の自治体におけるPFI事業に係る法務・財務に関する知識と施設整備に係る建築技術に関する知識を有し、アドバイザリー業務の元請けとしての受注実績があることなど。
 選定までのスケジュールは、2月2日に参加意思表明書の受け付けを締め切り、14日に書類審査・プレゼンテーション、3月上旬に優先交渉者の選定結果を通知、契約を締結する予定。
 高度な技術力や専門性、創造性や企画力および豊富な経験を有する事業者から企画提案を一定の基準で評価・選定し、業務をより効率的・効果的に実施することを目的とし、低廉かつ良質な公共サービスの提供を実現するための民間事業者の参入意向調査の取り組みの他、安全かつ円滑な運営や、施設を積極的に活用するために実施可能な手法、体制、施設設計および運営計画などをどのように構築していくのかといった観点からの提案を求める。
 1976年に完成した倉敷市少年自然の家(児島由加2708・写真)は、敷地面積7万7141平方b、総延床面積5130平方b。屋内施設は、研修棟(鉄筋コンクリート造平屋438平方b)、玄関棟(同造2階建て延べ237平方b)、中央棟(同一部鉄骨造地下1階地上2階建て860平方b)、クラフト棟(鉄筋コンクリート造2階建て延べ409平方b)、宿泊棟A(同一部木造2階建て延べ446平方b)、宿泊棟B(鉄筋コンクリート造平屋345平方b)、宿泊棟C(ブロックスレート平屋79平方b)、いろりの家(鉄筋コンクリート造平屋533平方b)、由加体育館(同造長尺瓦棒2階建て延べ1513平方b)。屋外施設は、テント場(第1テント場、桜の広場、高台、スポーツ広場)、キャンプファイヤー場、炊事場、野外食卓場など。
 PFI事業者については18年度末に公告し19年9月末に入札する予定。

(提供:建通新聞社)