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2017/10/30

17年度上期の生コン出荷 4年ぶりに増加

 全国生コンクリート工業組合連合会(吉野友康会長)のまとめによると2017年度上期(4〜9月)の生コン出荷量は前年同期比2・3%増の4172万立方bで、4年ぶりにプラスとなった。
 このうち官公需は前年同期比1・0%増の1662万立方b、民需は3・2%増の2510万立方b。いずれも4年ぶりに増加した。
 地区本部別に見ると、東北(前年同期比1・6%減)、東海(1・1%減)、近畿(3・6%減)以外は増加した。
 特に九州(9・6%増)の増加が大きかった。熊本地震の復興事業やダム建設などの公共工事のほか、民需も活発だった。八ッ場ダムの建設が本格化している関東二区(5・6%増)がこれに次いだ。以下、四国(5・5%増)、北海道(4・7%増)、関東一区(3・7%増)、中国(2・7%増)、北陸(1・7%増)の順で出荷が増えた。
 関東一区のうち東京の出荷実績は7・8%増の436万3019立方bだった。このうち官公需は1・1%増の90万5900立方b、民需は9・8%増の345万7119立方bとなった。

提供:建通新聞社