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2021/11/26

建設業の半数で不足感 小企業の雇用

 日本政策金融公庫総合研究所が行った2021年7〜9月期の「小企業の雇用に関する調査」によると、従業員の過不足感に関して、従業員20人未満の建設業では前年同期と同じ48・8%が「不足」と回答した。また、給与水準は、31・2%の建設業で「上昇」しており、前年同期を3・0ポイント上回った。
 同公庫の取引先のうち、従業員20人未満の建設業や製造業、10人未満の卸売業など小企業1万社を対象に9月中旬に調査。建設業の868社を含む、73・5%の7347社が回答した。
 従業員の過不足感について、建設業では48・8%が「不足」、45・7%が「適正」、5・5%が「過剰」と回答した。「不足」の割合は情報通信業が53・8%と最も高く、建設業はこれに次いだ。全業種での「不足」は28・6%だった。
 また、1年前と比べた従業員数は、建設業では17・7%が「減少」、69・2%が「不変」、13・1%が「増加」と回答した。全業種での「減少」は16・6%で、建設業はこれを1・1ポイント上回った。一方、全業種での「増加」は8・9%で、これに対しても建設業は4・2ポイント上回った。
 従業員数の今後の方針では、建設業は35・5%が「増加」、62・8%が「不変」、1・8%が「減少」と回答。「増加」は全業種を15・2ポイント上回り、運輸業の36・4%に次いで高かった。
 また、前年同期と比べた給与水準の動向では、建設業は31・2%が「上昇」、66・1%が「不変」、2・7%が「低下」と回答。「上昇」の割合は全業種より7・0ポイント高く、情報通信業の33・7%に次いだ。
 給与水準が上昇した要因(全業種)は、「人材の定着・確保」が69・9%と最も高く、「最低賃金の改定」が37・1%で次いだ。

提供:建通新聞社