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2011/06/01

名古屋港などを国際バルク戦略港湾を決定 国交省

 国土交通省は31日、国際競争力の向上を目的にバラ積み(バルク)貨物を集約する「国際バルク戦略港湾」の選定結果を公表した。取り扱い品目ごとの選定港は、穀物が名古屋港など5者5港、鉄鉱石が木更津港など2者3港、石炭が小名浜港など2者3港となった。選定された港湾の管理者は、今後のアクションプランを示す「国際バルク戦略港湾育成プログラム」を民間と協働で3カ月後をめどに策定。国交省は支援策を早ければ2012年度の概算要求や税制改正に反映させる。
 国際バルク戦略港湾は、バルク貨物を大型船によって一括して輸送できる港湾に投資を集中することが狙い。選定に当たり、穀物、鉄鉱石、石炭の3品目を取り扱うユーザーが立地・操業している港湾の管理者を対象に、10年6月か8月にかけて計画書を公募した。
 その後、同省の「国際バルク戦略港湾検討委員会」が、各港湾管理者から提出された計画書やプレゼンテーションなどを評価し、1000点満点で採点。これを踏まえ、30日の政務三役会議が最終的な結論を出した。
 それによると、穀物は総得点が720点と最も高かった鹿島港に加え、701点の志布志港、697点の名古屋港、690点の水島港、608点の釧路港という5者5港を選定。367点で選から漏れた清水港・田子の浦港には「名古屋港と連携しつつ次世代大型船舶に対応していく」との方針を示し、何らかの支援に含みを残した。
 鉄鉱石は、774点の木更津港、659点の水島港・福山港の2者3港が選ばれ、554点の鹿島港が落選。石炭は757点の小名浜港、691点の徳山下松港・宇部港の2者3港を選定し、485点の室蘭港は選ばれなかった。

提供:建通新聞社