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2016/11/28

電設協の会員企業、4月採用が26.9%増

 日本電設工業協会(電設協、山口学会長)は、会員企業の従業員の採用と、女性の活躍推進への取り組み状況を把握することを目的としたアンケート調査の結果をまとめた。2016年4月採用は前年度比26.9%増の2,412人。このうち女性の採用は前年度比50%増の165人、採用割合は6.8%だった。今回の調査は、会員企業の旺盛な採用意欲を裏付けるとともに、女性の活躍を推進しようとする社会の潮流を会員企業が意識していることをうかがわせる結果となった。
 調査は、正会員299社を対象に実施。この中から12〜16年度までの5年間、毎年、本部事務局からの調査に回答した108社を対象として集計した(このうち、女性活躍推進法の対象企業は32社)。
 16年度の採用は、男性が前年度比25.5%増の2,247人、女性が50%増の165人だった。
 一方、16年4月時点の従業員数は6万5,045人となり、前年度より1.4%増えた。
 内訳は、男性が前年度比1.3%増の5万9,876人、女性が2.3%増の5,178人で、全従業員数に占める女性従業員の割合は8%となった。
 女性従業員の職種別の内訳は、技術職736人(14.7%)、営業職188人(3.8%)、事務職3,943人(78.7%)、その他143人(2.9%)だった。
 技術職員数は4万5,019人となり、前年度より7.8%増えた。
 内訳は、男性の技術職員数が前年度比7.5%増の4万4,283人、女性の技術職員数が27.6%増の736人で、女性の技術職員数の割合は1.6%となった。
 女性の技術職員数の職種別の内訳は、設計191人(26.0%)、積算69人(9.4%)、施工管理125人(17%)、その他351人(47.7%)。
 女性の役職者は、役員級が18人(2.1%)、部長級が6人(0.2%)、課長級が84人(1.0%)だった。

提供:建通新聞社