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2017/10/03

防災アプリ大賞、高校生が初受賞

 2017年度の防災アプリ大賞に宮崎県立佐土原高校情報技術部が作成した防災アプリ「SHS災害.info」が選出された。高校生の作品が大賞に選ばれたのは今回が初めて。
 国土地理院と国土交通省水管理・国土保全局は、内閣府とともに、防災に役立つ地理空間情報のオープンデータ化と、利用しやすいデータの提供につなげることを目的に、14年度から防災アプリを公募している。17年度は大賞の他に、産業技術総合研究所シームレス地質情報研究グループが応募した火山重力流シミュレーションエナジーコーンモデル(高速版)など5作品が防災アプリ賞に選ばれた。
 「SHS災害.info」のコンセプトは「助けられる側から助ける側へ」―。地元の宮崎市民を対象に災害に対する心構えを持つこと、災害発生時の安全確保、救助活動を補助することを目的に開発したという。
 この作品にはアピールポイントが多い。
 SQLiteを用いて住所を登録しておき、災害発生時には迅速に登録地周辺の地図タイルを表示して、登録地周辺と現在地周辺の指定緊急避難場所・指定避難場所・洪水予測を確認、避難できるようにしているのが一番の特徴。
 Livedoorのお天気APIを使用した「天気情報」は、先三日間の予報を知ることができ、細かい天気の移り変わりや、熱中症予防の呼び掛けも表示できるようにした。
 「安全確認メール」機能は、文章を定型にすることで、簡単に学校へ自分の安否などの情報を送ることができるようにする一方、非常持ち出し物品についてのアドバイスを文字のタップで表示できるようにした。表示した物品は全てそろえられるまで画面上に割合を表示し、数値化することで達成感を得られるようにするなど、ユーザーの立場に立った工夫も加えた。 
 国土地理院や国交省水管理・国土保全局などは、受賞した六つの防災アプリを国土交通省1階展示コーナーでパネル展示する他、10月12日〜14日に日本科学未来館(東京都江東区)で開催される「G空間EXPO2017」で、来場者に操作体験してもらうことにしている。

提供:建通新聞社