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2021/10/13

元請けの指導や制度説明会が加入促進 建退共

 勤労者退職金共済機構建設業退職金共済事業本部(建退共)がまとめた建退共の加入脱退状況によると、2021年4〜8月の共済契約者の加入は2774所で、前年同期と比べ2・1%増加した。また、被共済者の加入は5万0787人で、0・7%減った。
 建退共では21年度、10万8000人の被共済者の加入を目標としている。半期を過ぎた9月末時点の加入者数の速報値は6万0287人。年間達成率は55・8%の状況となっている。
 4〜8月の共済契約者の脱退は前年同期比36・4%増の1034所、被共済者の脱退は13・8%減の3万6574人だった。
 8月末現在の共済契約者は前年同期比0・9%増の17万5278所、被共済者は0・2%減の218万4025人となっている。
 4〜8月の掛金収納額は前年同期比3・0%減の240億8200万円。手帳の更新は4・8%増の29万3777人だった。
 退職金の4〜8月の支払人数は12・2%増の2万8388人、支払総額は12・4%増の275億6000万円、平均支給額は0・2%増の97万1000円となっている。
 21年度に入って調べた加入動機は@元請けからの指導(48・0%)A発注者からの指導(33・6%)Bホームページ・チラシなど(13・5%)Cテレビ・新聞など(2・7%)D制度説明会(2・3%)―。元請けの指導や制度説明会が前年度より増えている。

提供:建通新聞社