国土交通省は、河川と河川につながるまちが融合した良好な空間形成に対して支援する「かわまちづくり支援制度」の対象として、新たに17計画を登録した。これにより、全国で303計画が登録されたこととなる。
この制度の支援を受けるためには、水辺とまちづくりに関する基本方針や定量的な目標、実施するソフト・ハード施策を盛り込んだ「かわまちづくり計画」を作成する必要がある。ハード施策の例としては、河川管理用通路や親水護岸の整備などが挙げられる。かわまちづくりは、河川管理者と市町村や民間事業者が主体となって進める。
新たに計画が登録された地域は次の通り。
北海道網走市▽北海道千歳市▽岩手県花巻市▽岩手県陸前高田市▽埼玉県春日部市▽埼玉県熊谷市▽東京都北区▽長野県千曲市▽木曽川中流域(岐阜県美濃加茂市・坂祝町・可児市・各務原市・笠松町・岐南町・羽島市、愛知県犬山市・扶桑町・江南市・一宮市・稲沢市)▽犬山市▽一宮市▽徳島県美馬市・三好市・つるぎ町・東みよし町▽愛媛県松山市▽福岡県飯塚市▽大分県中津市▽宮崎県高鍋町▽鹿児島県肝付町
提供:建通新聞社