建築技術教育普及センターは12月2日、2025年2級建築士試験と木造建築士試験の最終合格者を発表した。2級建築士は実受験者2万0597人のうち4645人が合格し、合格率は22・6%だった。木造建築士は471人中181人が合格した(合格率38・4%)。前年の試験との比較では、2級建築士試験の合格率は0・8ポイント上昇、木造建築士は1・5ポイント低下した。
最終合格者は、9月14日に実施した設計製図試験の合格者発表と合わせて公表した。
2級建築士試験の設計製図試験は実受験者が1万0006人で、合格者は4645人(合格率46・4%)。合格者の職域別の内訳では、住宅メーカー・工務店・大工の32・3%が最も多く、学生・研究生の21・1%、建設業の19・7%、建築士事務所の13・1%が続いた。合格者の平均年齢は27・2歳だった。
木造建築士試験の設計製図試験は、実受験者245人中181人が合格(合格率73・9%)。合格者の平均年齢は22・3歳。職域別では学生・研究生が92・3%と大半を占め、次に多いのが住宅メーカー・工務店・大工の2・8%だった。
合格者には合格通知書、不合格者には不合格の通知と成績を送付する。合格者の受験番号は建築技術教育普及センターのホームページに掲載する。
提供:建通新聞社