総務省がまとめた2026年度の地方財政対策によると、全国の地方自治体が26年度予算に計上する投資的経費は前年度比2・8%増の12兆4500億円となる見通しだ。自治体の単独分が6・2%増の6兆7600億円に増加する見込みだ。物価高を反映し、金額ベースで3367億円を増額する見通しだ。
一般財源総額は5・9%増の67兆5078億円。物価高騰への対応で歳出拡大が見込まれるとして、地方交付税として20兆1848億円(6・5%増)へと増額する。
投資的経費の内訳は、直轄・補助分が1・0%減の5兆6900億円、単独分が6・2%増の6兆7600億円となる。自治体の単独事業として実施する防災・減災、国土強靱化に対する「緊急防災・減災事業費」と「緊急自然災害防止対策事業費」は対象事業を拡大し、5年間延長する。
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を踏まえ、上下水道の老朽化対策に対する地方財政措置を拡充。全国特別重点調査の結果を受けた下水道管路の修繕について、下水道事業債の対象に追加する。「公営企業経営改善特例債(仮称)」を創設し、上下水道事業を広域化する自治体を支援する。
提供:建通新聞社