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2026/01/26

グリーンインフラ推進へ初のKPI 30年度までの戦略

 国土交通省は、都市公園や港湾緑地といったグリーンインフラを整備するための「グリーンインフラ推進戦略2030」をまとめた。推進戦略には、各施策のKPI(進捗管理の指標)を初めて設定。屋上緑化面積を302・1fまで増加させる他、温室効果ガス吸収量の減少を緩やかにするための目標も定めた。
 今回の推進戦略では、国交省が主導する個別事業と、他省庁や民間企業などに実施を求める分野横断的な環境整備策に、初めてKPIを設定。推進戦略の計画期間となる30年度までの定量的・定性的な目標値を示した。
 国交省の個別事業では19指標を設定。都市公園・緑地事業の推進による都市緑地の確保や、街路樹の植え替えによってCO2吸収量を確保する。
 主な指標を見ると、屋上緑化面積を23年度時点の227・7fから30年度までに302・1fまで増加させる。
 都市緑化による温室効果ガス吸収量については、30年度時点で年間124万dとする目標を設定。23年度時点では年間132万dだが、緑化を推進しない場合にはこの目標値よりも大幅に減少することが想定されるため、対策を講じることで124万dまでの減少に抑える。
 分野横断的な施策は、20指標を設定。地方自治体がグリーンインフラを推進するための、財政・技術的な支援メニューを示したガイドラインを、26年内に策定するとした。整備したグリーンインフラを効率的に維持管理するためのガイドラインも、27年度内にまとめる。
 自治体や民間企業、研究機関などで構成する「グリーンインフラ官民連携プラットフォーム」の会員は、25年度時点の2150者から5000者へと増加させる。

提供:建通新聞社