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2009/05/12

【国土交通省調べ】3月の建設工事受注 3月としては過去最低

 国土交通省は、3月の建設工事受注動態統計調査報告をまとめた。総受注高は前年同月に比べ19・3%減の5兆0846億円で、2000年の調査開始以来3月としては過去最低の水準となった。元請け受注高が21%減の3兆8298億円、下請け受注高が14%減の1兆2549億円といずれも減少した。
 元請け受注のうち、公共機関からの受注は18・1%増の1兆6536億円、民間などからの受注は36・8%減の2兆1761億円。工事種類別では、土木工事が4・6%増の1兆5765億円、機械装置等工事が10・8%増の3629億円だったのに対し、建築工事(設備工事を含む)は37・2%減の1兆8904億円と大幅に減少した。
 公共機関からの受注工事(1件500万円以上)を発注機関別に見ると、国の機関からの受注は16・8%増の9245億円、地方の機関からの受注は19・8%増の6653億円でいずれも大きく増えた。
 民間などからの受注のうち、大型の建築・建築設備工事(1件5億円以上)の受注額は、前年同月比56・8%減の5987億円となった。
提供:建通新聞社